県立高校の再編で「県教育の未来を考えるプロジェクトチーム」が知事に提言
富山テレビ放送
議論が進む県立高校の再編について、県議会の最大会派、自民党議員会のプロジェクトチームが新田知事に提言を申し入れました。 知事のもとを訪れたのは、県議会・自民党議員会の「県教育の未来を考えるプロジェクトチーム」のメンバーです。 プロジェクトチームでは地域を巻き込んで高校再編を考えようと、今年度7回にわたり県内各地でタウンミーティングを開催。 その場で出された「ポジティブで大胆な再編を」「旧態依然とした偏差値教育からの脱却を」といった地域住民の声も反映させ、17日提言として申し入れました。 提言では、学校の規模のみを基準に統合検討対象を絞り込むことに改めて「反対」と明記。 さまざまコースがある大規模な総合選択型普通科校を県東部と西部に1校ずつ設置するなど具体的なイメージも盛り込み、14年後の2038年度に目指す県立高校の姿を提案しました。 これに対し新田知事は、「すべての高校を再編の対象とし、新しい学校をつくるという発想で議論していきたい」と話し、プロジェクトチームと「思いは同じ」だと 述べていました。 高校再編について県教育委員会では、今年度内に基本方針を策定する予定としています。
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