創志学園・門馬敬治監督「先発は奇策ではなかった」 センバツ
第96回選抜高校野球大会は26日、阪神甲子園球場で2回戦があり、創志学園(岡山)は前回大会優勝の山梨学院に0―4で敗れた。 【熱戦を写真特集で】創志学園ー山梨学院(2回戦) 創志学園の門馬敬治監督の試合後の主なコメントは次の通り。 ◇攻撃の糸口見つけられず ◇創志学園・門馬敬治監督 明星の先発は奇策ではなかった。3月の練習試合は良くて、縦のカーブが有効になると思った。いろんな意味で力をつけないといけないなと甲子園で感じさせてもらった。 相手投手の投球にはめられて、うまく攻撃の糸口を見つけられなかった。選手たちの打てない焦りがいろんなミスにつながった。津島君も桜田君も緩いカーブを使う。あのボールは前回の試合よりも各段に増えていた。 数多く投げてくる球ではないと思ったので、最初は捨てさせたが、あまりにも制球が良かった。津島君はストレートはほとんど投げてないと思う。対応不足もあるし、指示を徹底しておけばよかった。 (かつて監督を務めた東海大相模と同じ)関東地区のチームで、山梨学院の吉田監督もよく知っている。刺激を甲子園で感じたので財産にしたいし、選手にも財産にしてほしい。 (前回センバツ王者の山梨学院の強さは)打つボールをファウルにすることなく仕留める。緩いボールを使うことは投手に怖さもあるが、平気で使ってくる。監督の意図するところを選手がさりげなくやっている。