排気口「光だと気づいた順に触れる指たち」に菊地穂波「なんでもない時間を書けたら」
「排気口『光だと気づいた順に触れる指たち』」が、3月20日から24日まで東京・王子小劇場で上演される。 【画像】排気口「光だと気づいた順に触れる指たち」チラシ裏(他1件) 「光だと気づいた順に触れる指たち」は排気口の新作公演で、「佐藤佐吉演劇祭2024」参加作品。作中では、病院の屋上庭園を舞台にした物語が展開する。 作・演出を手がける菊地穂波は、本作について「台本を書いているとついつい盛り上げる為に事件を起こしてしまいそうになります。でもあんまり事件が起きない、そもそも事件は起きない方がいいのだし、何でもない時間を、なるべく、何でもない様に書けないかなって思っています。でも難しいです。病院の屋上で星を見ようとする人たちの話です。地上と天上の間、生と死の間。昼と夜の間。色んな間のなんでもない時間を書けたらなって思います。夜はやっぱり淋しいから、せめて光で輝いてる間だけは。みたいな気持ちです」とコメントした。 ■ 排気口「光だと気づいた順に触れる指たち」 2024年3月20日(水)~2024年3月24日(日) 東京都 王子小劇場 □ スタッフ 作・演出:菊地穂波 □ 出演 佐藤暉 / 中村ボリ / 坂本ヤマト / 桂弘 / 澁川智代 / 森川錦 / 海国りん / 山田航大 / 小川雄気 ※初出時、人名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。