新消防職員55人が入校式、石川 奥能登の5人含む、看護学校も
石川県消防学校(金沢市)で10日、能登半島地震で大きな被害を受けた輪島市や珠洲市などを管轄する奥能登広域圏事務組合消防本部の5人を含む、県内各地の消防本部や消防局に採用された職員55人の入校式が開かれた。県立総合看護専門学校(同)でも同日、入学式が行われ、看護師や准看護師を目指す66人が新たな一歩を踏み出した。 消防学校の入校式では、新職員が背筋を伸ばして真剣な表情で耳を傾ける中、竹本正平校長が訓示。「能登半島地震をはじめ各地で地震や水害が多発し、消防に対する地域住民の期待は大きくなっている。仲間と励まし合い全員が修了式を笑顔で迎えられるよう願う」と呼びかけた。