Shihoさん（左）と熱唱する島袋寛子さん（右）＝浜松市中央区のアクトシティ浜松

　ジャズの魅力を伝える音楽イベント「第32回ハママツ・ジャズ・ウィーク」（浜松市、市文化振興財団、ヤマハ、静岡新聞社・静岡放送など主催）は最終日の27日、中央区のアクトシティ浜松で「ヤマハジャズフェスティバル」を開いた。3組のプロアーティストが出演し、約2千人の来場者を魅了した。 　米国人ピアニストのエメット・コーエンさんのトリオは名曲「カロライナ・シャウト」など、息の合った演奏を繰り広げた。コーエンさんは日本語であいさつした。 　シンガーShihoさんは、オリジナル曲をSPEEDの島袋寛子さんと熱演した。「小さい頃から母によくジャズバーに連れていってもらった。ジャズは大好き」と話した島袋さんがノリのいい曲を歌いこなした。 　ピアニストのクリヤ・マコトさんがプロデュースして結成された「シネマジャズオーケストラ」は、「ロッキーのテーマ」や「天使にラブ・ソングを」などの映画音楽メドレーをジャズで奏でた。 　最後に出演者が壇上で共演し、ジャズスタンダード曲「イット・ドント・ミーン・ア・スイング」と「ルート66」で締めくくった。