ノーベル平和賞に被団協 オバマ元大統領が祝福「個人的な悲劇から力強い運動を築き上げた」
日テレNEWS NNN
ことしのノーベル平和賞に日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会が選ばれたことを受け、アメリカのオバマ元大統領は「個人的な悲劇から力強い運動を築き上げた」と祝福しました。 オバマ元大統領は14日、SNSで「核兵器の脅威が高まり、核兵器使用の脅しに対するタブーが薄れつつある」と指摘した上で、日本被団協の活動について「核兵器が恐ろしい人的被害をもたらすことや、より安全な世界を子どもたちに残すためには、核兵器のない世界を追求することが不可欠であることを、思い起こさせた」と功績をたたえました。その上で「個人的な悲劇から力強い運動を築き上げた」と祝福しました。 オバマ氏は「核兵器のない世界」を訴えて2009年にノーベル平和賞を受賞し、2016年には、現職のアメリカ大統領として初めて広島を訪問しています。