髙尾響(広陵)の147キロ!新星・高橋(北照)が自己最速146キロをマーク!【高校日本代表一次候補 参加投手球速】
4月5日、高校日本代表一次候補合宿2日目は紅白戦が行われた。この日登板したのは14投手。報徳学園の今朝丸 裕喜、間木歩の両投手はセンバツの激闘を考慮し、登板回避。147キロ右腕・西尾 海純投手(長崎日大)は6日に春季県大会準決勝に臨むため、不参加となった。 【一覧】合宿参加選手 球速 今年の合宿で最速は髙尾 響投手(広陵)の147キロ。自分のボールを投げることにこだわった髙尾は両サイドに切れのあるストレートを投げ込んだ。髙尾自身、「思い通りの投球ができました」と満足そうな表情を浮かべた。 センバツで最速149キロをマークした平嶋 桂知投手(大阪桐蔭)は「出力の高い直球を投げることができたと思います」と最速146キロの直球を投げ込み、無失点に抑えた。この合宿で大きく評価を上げたのは、左腕・高橋 幸佑投手(北照)。正林 輝大外野手(神村学園)から三振を奪ったストレートは自己最速2キロを上回る146キロを計測。高橋は「あの場面はかなり力を入れましたし、自分自身、良いストレートを投げることができたと思います」と喜んでいた。 颯佐 心汰内野手(中央学院)は140キロをマーク。リリーフで4失点を喫したが、国際大会では、颯佐のように守れて、走れて、投手もこなせる選手は重宝される。今回の合宿で出た課題をどう克服するのか、注目していきたい。 今年の参加投手は技巧派投手が多かったこともあり、12人中、10人が140キロ超えを記録した昨年と比べると減っている。