【MLB】ドジャースはWS第1戦にフラハティが先発へ 地元ロサンゼルス出身の右腕 山本由伸は第2戦に先発予定
日本時間10月23日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は本拠地ドジャー・スタジアムで行われるワールドシリーズの第1戦にジャック・フラハティ、第2戦に山本由伸が先発することを発表した。ドジャースは山本を中5日以上の登板間隔で起用する方針を維持しており、山本は第1戦・第2戦のどちらに先発しても次に登板できるのが第6戦となる。よって、中4日で第5戦にも登板可能なフラハティを第1戦に起用するのは当然の判断と言えるだろう。ロバーツ監督も「彼には経験がある」とフラハティに信頼を寄せている。 熱戦が続くポストシーズンの日程・結果一覧 カリフォルニア州ロサンゼルス郡のバーバンクで生まれたフラハティにとって、今回は地元開催のワールドシリーズということになる。「これ以上大きなステージはない。子供のころから夢見ていたマウンドだ。楽しみたい」と語ったフラハティ。「去年は家でワールドシリーズを見ていたから、そのマウンドに立てるのは本当に嬉しい。ブルペンでしっかり準備をして本番に備えたい」と意気込んだ。 日本時間6月8日のヤンキース戦で7回2安打無失点の快投を見せた山本は第2戦に先発することが決まった。第1戦を任されてもおかしくない実力の持ち主だが、中5日での登板を維持するというスケジュールの都合上、第2戦に回ることに。日本人投手がワールドシリーズで先発のマウンドに立つのは、2007年の松坂大輔(当時レッドソックス)、2017年のダルビッシュ有(当時ドジャース)に次いで3人目となる。 なお、ロバーツ監督はもう1人の先発投手であるウォーカー・ビューラーについて、第3戦に起用するか、第4戦に起用するかをまだ決めていないようだ。第3戦にビューラーを先発させるのが自然だが、第3戦で多くのリリーバーを投入するような展開になった場合、第4戦のブルペンゲームが成立しなくなってしまう可能性もある。そのあたりのリスクを考慮しながら、ビューラーをどちらの試合に起用するかを判断するつもりのようだ。