【ガールズケイリン】畠山ひすいがフレッシュクイーンの座に輝く 高知記念競輪G3最終日
高知競輪場では4月11日から4日間行われていた令和6年能登半島地震復興支援、大阪・関西万博協賛、開設74周年記念「よさこい賞争覇戦」(G3)最終日(14日)6Rで、デビュー2年未満の成績上位者による「ガールズフレッシュクイーン」が争われた。 優勝したのは逃げた竹野百香(21)=三重・124期=の後位から鋭く伸びた畠山ひすい(21)=北海道・122期=。2着には又多風緑(21)=石川・122期=、3着には竹野選手が残った。畠山の次回出走予定は4月20日からの岐阜F1。 日本競輪選手養成所122期の在所競走成績は4位ながら、卒業記念レースでは完全優勝と“一発勝負”に強いところを見せた畠山。「普段通りの気持ちでいけました。本当は最終2コーナーからカマそうと思ってたけど、蓋をされてしまって…。普段なら6、7番手まで下げてから勝負していたんですけど、それで前回は失敗していた。それなので、今回は蓋をされても引かないと決めてました。スローペースでなかなかスピードが上がらなくて少し焦ったけど、脚が余っていたので、直線で踏み込んだ瞬間にいけるかな、と思った」と気持ちの強さが勝因だったようだ。 「本当は自力で勝ちたかった。レース内容には満足してないけど、蓋をされた時のレパートリーは一個増えたかな」と“ひすいスマイル”。「次につながるレースはできた。まだまだ上に強い選手はいっぱいいるので、そこを目指していきたい。G1はまだ1回しか走ってないので、そこで常に先行基本で戦えるようになりたい」と気を引き締め直していた。
報知新聞社