無許可で“接待”行った疑い メンズコンセプトカフェのオーナー32歳男逮捕 摘発逃れるためドアのカギ閉め営業か 警視庁
TBS NEWS DIG Powered by JNN
東京・新宿区の歌舞伎町にあるメンズコンセプトカフェで、無許可で接待営業を行ったとして、オーナーの男が警視庁に逮捕されました。店は摘発を逃れるためにドアの鍵を閉め、営業していたということです。 “ホストクラブ”さながらのコールで女性客を盛り上げる男性キャスト達。今月、新宿・歌舞伎町のメンズコンセプトカフェ「ゼロから!!」で撮影された様子です。この店をめぐり、おととい、無許可で接待営業を行っていたとして、オーナーの三上龍也容疑者(32)が風営法違反の疑いで逮捕されました。 “アイドルをゼロから育てる”をコンセプトにしていた、この店。 男性キャスト 「俺が一番(カラオケ)上手い。俺が一番上手いって言いきれちゃう」 今月、店内で撮影された映像には、女性客と同じテーブルにつき、酒を注ぐ男性キャスト達の姿がありました。本来、客に酒を注ぐといった接待を行うためには公安委員会の許可を得る必要がありますが、この店はその申請を出さずに営業していたということです。 三上龍也容疑者 「売り上げを上げるため、いけないことだと分かっていながらやっていた。(他の店についての)ニュースを見て『自分の所もヤバい』と思っていた」 三上容疑者は警視庁の取り調べに、こう、容疑を認めているといいます。 警視庁によりますと、この店では摘発を免れるため営業中もドアの鍵を閉め、捜査員の可能性がある人物が来店した場合は「予約制です」と言って店に入れないよう従業員に指導していました。 警視庁は、一部のメンズコンセプトカフェが未成年の飲酒や過度な“推し活”の温床となっているとみて、今後も取締りを強化する方針です。
TBSテレビ