ふるさと納税が好調!まだ間に合う棚倉町(福島)
福島放送
2023年の駆け込み需要の反動もあり、2024年度は県内の自治体への寄付額が、10億円近く減っているふるさと納税。 しかし棚倉町は1500万円ほど増え県内3位になりました。 その理由を棚倉町役場総務課の添田恵美さんは「棚倉町には、ユニ・チャームの工場があり、ペットシートが返礼品として、一番人気が出ているものになります。」と話します。 60種類ほどある町の返礼品の中で、一番人気を集めているのが、犬や猫の排泄物を始末するためのシートです。 2万6000円以上の寄付で112枚入りのシートを4袋分受け取ることが出来ます。 シートを生産している工場が町内にあるためで、返礼品の申し込みはいまやほとんどがこの商品に集中。 棚倉町の昨年度のふるさと納税の受付件数は、前の年度と比べて4000件以上増えました。 添田さんは「口コミなどを見ると、ジャンボパックは結構量がかさばるので、段ボールで送ってもらえる所が助かるとのコメントをいただいています。」とも話していました。 ペットを飼っている人にとって、大量のペット用品を持ち運ぶ手間がないことが、1つの要因だとみられています。 寄付の申し込みは一年を通して受け付けていますが、申し込みが増える年末は、返礼品の到着が遅れる可能性があるということです。