「QTがないのでこの試合に向けて準備できた」と話すウー・チャイェンが優勝【JLPGA新人戦 加賀電子カップ95期】
ちなみに、ウーのコーチにはJLPGAの永久シードの涂阿玉が就いており、彼女のことを「センセイ」と呼んでいる。「センセイからはスウィングというよりは、メンタルとマネジメントを教えてもらっています。優勝した試合後に電話で連絡し、今日悪かったことを話し合って、次につなげています」と余念がなく、そのマインドが今回の優勝に繋がったのだろう。 初日には「JLPGAツアーチャンピオンシップに出たいので、メルセデス・ランキング30位以内を目指します」と言っていた来年の目標を、再度聞くと、「レギュラーツアーで優勝できるように頑張る」と具体的、かつ上方修正したように感じた。会見場に入場する際に深々とお辞儀をして入り、少し日本語はたどたどしいが一生懸命に話すウー・チャイェンという台湾の新星が来季のツアーを盛り上げることは間違いないだろう。 PHOTO/Shinji Osawa
週刊ゴルフダイジェスト