野田学園中・岩井田駿斗、四天王寺中・新谷莉央が第1シードからシングルス初優勝狙う<全国中学校卓球大会2024>
<第55回全国中学校卓球大会 日程:2024年8月22~25日 場所:新潟市東総合スポーツセンター体育館> 22日から新潟県の新潟市東総合スポーツセンター体育館で第55回全国中学校卓球大会が開催される。年代別ナショナルチームやJOCエリートアカデミー、木下アカデミー所属の猛者が集う、非常にハイレベルな大会が幕を開ける。
全国中学校卓球大会とは?
「全中」と呼ばれる全国中学校卓球大会は、大学生の全日学・インカレ、高校生の高校総体(インターハイ)と並んで学生卓球の頂点を決める大会である。 試合は男女団体と男女シングルスの計4種目で行われる。団体は4シングルス1ダブルスを6人で戦う重複不可のシステムとなっている。出場選手は各ブロックの予選を通過した学校や選手に加え、開催地代表枠と、日本卓球協会の推薦枠が存在する。
団体戦見どころ
男子団体の注目は、15回目の優勝を狙う愛工大名電中と、2回目の優勝を狙う野田学園中だ。昨年の決勝では激戦の末に愛工大名電中が王座奪還を果たしたが、今年は野田学園中がリベンジを狙う。 また、対抗馬としては、愛工大名電中、野田学園中に引けを取らないタレント有する星槎中や、昨年3位の中間東中が挙げられる。 女子団体の優勝候補は昨年王者の星槎中と、リベンジを狙う昨年準優勝の四天王寺中だ。昨年はマッチカウント3-1で星槎中が四天王寺中の2連覇を阻止したが、今年は四天王寺中が王者奪還を目指す。 対抗馬としては貝塚第二中(大阪)や明徳義塾中(高知)、山陽学園中(岡山)、昨年3位の中間東中(福岡)などが挙げられる。熾烈な優勝争いを制するのはどこになるだろうか。
個人戦見どころ
男子シングルス第1シードには、昨年のリベンジ優勝を狙う岩井田駿斗(野田学園中)が入っている。岩井田は、順当に勝ち上がれば共にアジアユース日本代表だった川上流星(星槎中)と4回戦で対戦する組み合わせとなっており、熾烈な戦いが予測される。 女子シングルスでは、アジアユース日本代表の新谷莉央(四天王寺中)と吉田璃乃(明徳義塾中)が、それぞれ第1、第2シードに入っており、互いに全中初優勝を狙う。