【ロッテ】西武に球団新記録となる開幕9連勝! ソトが先制打含む3打点 ポランコも追加点&美技で援護 小島は7回途中3失点も粘投
■プロ野球 西武 3-6 ロッテ(5日・ベルーナドーム) ロッテは西武に勝利し球団新記録となる同一カード開幕9連勝を飾った。試合は3回表、4番・ソト(35)の適時二塁打で先制。さらに5回表にはまたもソトの適時二塁打、続く5番・ポランコ(32)の適時打で3ー0。7回表にも6番・佐藤都志也(26)の犠飛で4点目を挙げ突き放した。7回裏、小島和哉(27)が連打を浴びるなど3点を失い1点差となるも直後の8回表に途中出場の友杉篤輝(23)がセーフティスクイズを決めるなど2点を奪い再び差を広げた。小島は7回途中3失点も中盤6回まで2安打無失点に抑えるなど粘投を披露した。 前日の日本ハム戦(エスコンフィールド)では1点を追いかける5回表に小川龍成(26)の適時打で逆転に成功。その後追加点を奪い3ー1に。投げては先発・西野勇士(33)が7回1失点と好投し勝利に導いた。この日から西武との3連戦をベルーナドームで迎える。先発の小島は今季14試合目の先発登板、西武とは今季初対戦となった。 打線は1回、西武の先発・今井達也(26)に対し先頭の髙部瑛斗(26)が四球で出塁、2番・小川龍成(26)が送りバントを決め1死二塁とチャンスを迎えた。しかし3番・藤岡裕大(30)が中飛、4番・ソトが空振り三振に倒れ得点できず。 その裏、小島の立ち上がりは先頭の源田壮亮(31)を遊ゴロ、2番・滝澤夏央(20)を空振り三振に抑え2死を奪った。3番・外崎修汰(31)に四球を与え走者を背負うも4番・岸潤一郎(27)を遊ゴロに打ち取り無失点に抑えた。 3回表、この回の先頭、2番・小川が粘って四球を選択。1死を奪われるも4番・ソトにセンターへの適時二塁打が飛び出し先制に成功した。 中盤5回表、3番・藤岡が左安打で出塁し無死一塁に。すると迎えた4番・ソトが2打点目となるライトへの適時二塁打を放ち追加点となる2点目を挙げた。さらにソトは相手の送球ミスの間に三塁へと進むと、無死三塁から5番・ポランコのライトへの適時打で3ー0とリードを広げた。 終盤に入った7回表には先頭の3番・藤岡が四球で出塁すると1死一塁から5番・岡が左安打を放ち走者一、三塁に。続く6番・佐藤のセンターへの犠飛で4点目を加えた。 4点のリードで終盤7回裏、先頭の5番・栗山巧(40)に四球を与えると6番・山村崇嘉(21)に右安打で繋がれ無死一、二塁に。続く7番・西川愛也(25)にライトへの適時打を放たれ1点を返された。さらに送球間に山村は進塁、西川が塁間で挟まれている間に山村が本塁へ帰り2点目を失った。なおも1死二塁から代打・長谷川信哉(22)にレフトへの適時打を放たれ4ー3と1点差に。小島は2死を奪ったところで降板。2番手・横山陸人(22)が後続を抑え1点リードを守り切った。 直後の8回表、西武の4番手・ヤン(27)に対し1死走者無しから1番・髙部が左安打で出塁、2番・小川も左安打で繋ぐと1死一、二塁に。ヤンの暴投の間に走者一、三塁とチャンスを作ると途中出場の3番・友杉がセーフティスクイズを成功、1点を加えると続く4番・ソトはセンターへの犠飛を放ち6ー3と再びリードを広げた。 3点リードとなった8回裏は3番手・鈴木昭汰(25)、9回裏は4番手・益田直也(34)が無失点に抑え試合終了。ロッテは西武とのカード初戦に勝利した。