「お似合いすぎて嫉妬も覚えない」? 「綾瀬はるか×ジェシーの熱愛」はなぜアンチが湧かないのか。「有村架純×髙橋海人」にはアンチが続出したがーー
■綾瀬はるかの希望を叶えてほしい 年齢差よりも重要なのは、綾瀬さんが40代目前の39歳であること。結婚はいつでもできるとしても、出産や子育ては加齢とともに難しさが増すだけに、「もし2人が子どもを望むのであれば、できるだけ早いほうがいい」と考えるのが自然でしょう。 筆者はこれまで不妊治療や高齢出産・子育てに悩む夫婦の相談に乗ってきましたが、子を持つ持たないどちらを選ぶとしても、綾瀬さんの意向があるでしょうし、彼女の年齢を知ったうえで交際するジェシーさんもその意向を聞いていないとは考えにくいところがあります。
女性の結婚や出産の年齢については世間の人びとも敏感なだけに、「これは結婚前提だろうね」「出産にも限界があるから早めに」などの声があがっていました。 特に目立つのは綾瀬さんに対する「これまで頑張ってきたし、みんなを楽しませてくれたから、幸せになってほしい」というニュアンスの声。まだ交際が報じられただけであるにもかかわらず、「結婚・出産ともに彼女の希望を叶えてあげてほしい」という優しい視線が注がれています。
逆にアラフォーの男性芸能人がアラサー以下の女性との交際を報じられたときは、このような優しい視線が注がれることはめったにありません。実際のところはさておき、男性には「さんざん好き勝手してきて最後に選ぶのは若い女」、女性には「地位やお金目当て」などの辛辣な声を浴びせられるケースが散見されます。 昭和時代から「男性のほうがかなり年下」というだけで、「早期の結婚・出産が視野に入っているのでは」「男性側の覚悟がうかがえる」などと感じるのが一般的な日本人の思考回路。しかもそれが現役アイドルのジェシーさんだったため、並々ならぬ思いを感じて、熱心な一部のファン以外は「祝福しよう」というムードが生まれているのでしょう。
■今年の結婚ラッシュと年齢の若返り 本人以外の背景としては、ジェシーさんの所属事務所が昨年の騒動を経て、STARTO ENTERTAINMENTに変わったこともポイントの1つでしょう。 今年、堂本剛さんと百田夏菜子さん、中丸雄一さんと笹崎里菜さん、加藤シゲアキさんと一般女性、小山慶一郎さんと宇野実彩子さん、有岡大貴さんと松岡茉優さんの5組が結婚を発表しました。 「運営体制が変わったことで、彼らの交際・結婚への向き合い方も変わった」という見方が生まれ、ジェシーさんが暗に交際を認めたことへの違和感が以前よりも薄くなっているのです。