「給料出ていない」船井電機元社員らに再就職支援 経営破綻で550人解雇 門真市のハローワークで説明会
ABCテレビ
一時は世界のFUNAIと呼ばれながらも10月突然経営破綻した「船井電機」について、解雇された元従業員らを対象とした集団説明会がハローワークで開かれました。 大阪の電機メーカー「船井電機」の元従業員約550人は破産手続き開始の決定を受けた10月24日に、突然解雇を言い渡されました。 大阪府門真市のハローワークでは11日午前9時から集団説明会が開かれ、雇用保険の受給手続きや再就職支援についての説明のほか、元従業員の受け入れを希望する企業約800社にのぼる企業の求人情報が載った冊子が配られました。 (元従業員・入社21年目だった40代男性) 「真相を知りたいというのはありますけど、こうなってしまった以上仕方ない。今後はもう前向いて職を探すしかないですよね」 (元従業員・入社3年目だった20代男性) 「10月分の給料が出てないので、金銭面の不安はあります」 ハローワーク門真の玉野裕子所長は、「それぞれに合った支援メニューで、再就職までしっかりとお付き合いをさせていただく」と話しました。 帝国データバンクによりますと、船井電機の破産手続きの申請書類に記載された負債総額は469億円にものぼるということです。
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