「ファンは同情しない」CL敗退が決まったPSG、エムバペに対して地元サポーターは批判の嵐「彼の攻撃を見るたびに…」
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)対ドルトムントが現地時間7日に行われた。試合はアウェイのドルトムントが1-0で勝利を収め、2戦合計2-0でCL決勝に駒を進めた。スペインメディア『ELDESMARQUE』は、キリアン・エムバペに対するサポーターの厳しい反応を報じている。 【トーナメント表】UEFAチャンピオンズリーグ23/24 2012年、PSGの最高経営責任者にナーセル・アル=ヘライフィー氏が就任してから、欧州CLのタイトルはクラブにとってもっとも望むものとなっている。しかし、毎年大物選手獲得に大金を費やしながらも、PSGは欧州トップの座を勝ち取ることはできていない。 準決勝2ndレグも、ホームでありながらドルトムントに1-0で敗れて準決勝での敗退が決まった。同メディアは、決勝進出がかかった重要な試合で、PSGのスター選手であるエムバペは「彼にとっても、そしてPSGのチーム全体にとっても良いパフォーマンスではなかった」と厳しい評価を下した。 また、「彼の攻撃を見るたびにドルトムントの守備が始まる」といったサポーターの怒りの声を引用した上で、「PSGのファンは同情しない。多くのサポーターは彼のパフォーマンスが悪かったと指摘したいのだ」と、怒りの矛先としてエムパペがターゲットになっていることを指摘している。 一方で、エムバペに対する批判は海外にも影響を及ぼしており、「彼の将来はまだ不透明だ」と前置きした上で、「最近の試合、特にチャンピオンズリーグでのパフォーマンスを考えると、移籍が噂されるレアル・マドリードのファンに懸念を引き起こしている」と、多くのメディアがエムバペの移籍先として噂しているレアルのサポーターにも、今回の敗北が彼の獲得に不信感を与えていると伝えていた。
フットボールチャンネル編集部