【速報】尾道市職員の男を逮捕 入札情報漏えい疑い 広島県警
広島県尾道市発注の道路改良工事の一般競争入札で価格情報を業者に漏らしたとして、県警捜査2課と尾道署は15日、尾道市高須町、市土木課職員、高橋宏和容疑者(51)を官製談合防止法違反(入札妨害)と公競売入札妨害の疑いで逮捕。尾道市栗原町、会社員大崎一義容疑者(58)を公競売入札妨害の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は2人は共謀。尾道市内の道路改良工事の一般競争入札に絡み、昨年5月下旬ごろ、高橋容疑者が建設会社の従業員を介して大崎容疑者に最低制限価格を算定する基準となる工事費内訳金額が記載された設計書を同市内で交付。大崎容疑者が勤める会社に最低制限価格と近接した金額で入札して落札させ、入札の公正を害した疑い。 この入札には4社が参加し、大崎容疑者が勤める会社が最低制限価格より2千円多い1276万4千円で落札していた。
中国新聞社