SNSの広告から『タスク詐欺』被害が急増 副業で楽に稼ぎたい心理につけ込む 100万円だまし取られた女性も
【Aさん(50歳)】「息子もあきれてしまって、しばらく口聞いてもらえなかった。つらかったですね」 「一般の苦しい生活費からやりくりしているお金を取って何がうれしいんだって私は思いますけどね」 Aさんが被害にあった「タスク詐欺」。これには3つのポイントがあります。 ・「損はしない」と錯覚させる 報酬をもらい、振り込む際も報酬から支払っているため、「損はしない」と思い込んでしまうのです。 ・“暗号資産”の口座で信用させる 暗号資産の残高が増えることで安心させるということです。しかし、今回Aさんが被害にあった際に使われた暗号資産については、そもそも実際の暗号資産かどうかも分かっていません。 ・「失敗」を繰り返して焦らせる 焦らせることで、判断力を鈍らせるのです。 被害にあわないためには、「簡単に楽して稼げる」といった甘い言葉や、“うまい話”には警戒することが大切です。 (関西テレビ「newsランナー」2024年3月7日放送)