『だれかtoなかい』ほか代役オファーを固辞した、浜田雅功の「代わりはおらん」松本リスペクト
そんな中、2月20日発売の週刊女性は、『だれかtoなかい』の代役を浜田雅功が務める可能性が浮上していると報じた。 どうやら“浜田代役案”が持ち上がったのはそれだけではなかったようで、 「『だれかtoなかい』に加えて、『酒のツマミ』と『THE SECOND』でも、松本さんの代役として浜田さんにオファーをかけたと聞いています」(テレビ局関係者) これについて、フジテレビに問い合わせると、 「番組制作の詳細についてはお答えしておりません」 とのことだった。
松本の代役を任せられるのは浜田
これらの番組で、浜田に白羽の矢が立ったのはなぜか。 「『だれかtoなかい』は、松本さんにとっても中居正広さんにとっても大切な番組。そんな場所を守り続けられる信頼のおける数少ない1人として、浜田さんの名前が挙がったんだとか。『酒のツマミ』は、2021年3月まで放送されていた前番組の『ダウンタウンなう』のコーナーの一つでした。その流れがあるので、浜田さんにオファーをしたのでしょう」(制作会社関係者、以下同) それでは、『THE SECOND』は? 「結成16年以上の漫才師による賞レースなので、どれだけ実力があっても、芸歴の浅い人にアンバサダーは頼めません。さらに、浜田さんは『キングオブコント』のMCも務めています。こうした経験から、自身のコメントで観客による審査に影響を及ぼさないバランス感覚にも優れていると判断されたのではないでしょうか」 どの番組も、浜田が松本の代役を務めるとなれば、大きな話題となりそうだ。
しかし、実現には至らず、 「浜田さんは、3番組での松本さんの代役オファーを固辞したそうです」(前出・テレビ局関係者) 窮地の相方に手を差し伸べないとは、コンビの関係は冷えきっているのだろうか。
「あの人の代わりはいない」
「いやいや、むしろ逆ですよ。浜田さんは松本さんを見捨てたのではなく、愛があるからこそ断ったのです」(放送作家、以下同) いったい、どういうことか。 「浜田さんは今回の騒動後に、自身のラジオ番組で“あの人の代わりはいない”と口にしていました。まさにその言葉どおり、松本さんの笑いの才能を誰よりも尊敬しており、唯一無二の存在だと思っている。なので“松本人志という笑いのカリスマの代役は、自分には務まらない”と思ったのでしょう」 小学校で出会って以来、半世紀ほど共に過ごしてきたふたり。2022年にはコンビ結成40周年を迎えたが、浜田は松本へのリスペクトを貫いてきたのだろう。 では、誰なら松本の代役が務まると考えられるのか。メディア研究家の衣輪晋一さんに聞いた。 「基本的に“松本さんの代わり”という存在は、現日本において存在しないと思います。このことは、浜田さんがいちばんよくわかっているでしょう。その中で、視聴者として見たいという視点で考えると、“夢のタッグ”か“アンチがつきづらい安心感のある人”になるのではないかという気がします」