タスク管理をアナログでやる意味、そしてデジタルの強みとは?あらためて比較してみた
日々、数え切れないタスクに追われて慌てふためくことも珍しくありませんが、パニックになるわけにはいきません。 なるべくやることを忘れないようにするには、アプリか紙のToDoリストを利用しましょう。ToDoリストを使用すると、保留中の作業を書き出して適宜に優先順位を付けやすくなります。
紙ベースのToDoリストとは?
時間の管理は、そう簡単ではありません。なぜなら、事前に計画しても、いざ実行しようとするといろいろなことが起きて変化するからです。 ToDoリストは、そうした問題の解決に役立ちます。 手書きのToDoリストは、タスクを整理するもっとも古い形式です。日記、ふせん、ノート、あるいはピンボード上の紙切れもToDoリストになることがあります。
デジタルやアプリベースのToDoリストとは?
近年、人が1日に行なう平均的なタスクの総数は大幅に増加。さらに、デジタルデバイスとアプリの重要性もどんどん高まっています。 その結果、デジタルのToDoリストは、タスク実行のためにより戦略的に使われるようになりました。 ToDoリストアプリを使用すると、PCやスマホからタスクを追跡し続けることができます。
紙ベースのToDoリストの長所
従来の方法を好む人におすすめ、紙ベースのToDoリスト。その長所は次のとおりです。 1. 紙に書き出すと満足感や達成感を得られる 多くの人がラップトップを使うのに忙しくて、何年も文字を手で書いていないのではないでしょうか。 タスクを紙に書き出すと、満足感が強くなり、紙とペンを使う経験が復活します。さらに、タスクを完了すると、より達成感を感じられるでしょう。 2. 紙は手軽に使用できる ノートやインデックスカードにToDoリストを作成すると、どこにでも持ち運ぶことができます。デバイス、インターネットへのアクセス、あるいは、バッテリーの電源に依存することがありません。 また、複数のデバイス間でリストを何度も同期することを気にかける必要もありません。タスクを紙に書き出しておいて、あとで統合されたマスターリストに書き込むことができます。 3. OSの互換性やアプリの設定に依存しない 使用中のノートのブランドに飽きたら、すぐに別のブランドに切り替えることができます。新しいノートを手に入れたら、それにすべて書き出せばいいだけです。 OSの互換性やアプリの設定について心配する必要はありません。データのインポート、エクスポートを考える必要もないことは言わずもがな。 4. 画面を見る時間が減る デジタル画面(PCやスマホ)から離れると、注意力散漫にならずにさまざまなタスクを片づけることができます。 画面を見る時間が長すぎると、眼精疲労を引き起こすだけでなく、不眠症、不安神経症、ストレスにつながる可能性があります。 紙にToDoリストを作成することで、身体が必要とする人間工学に基づいた休憩を身体に与えることができます。