「イースタンヤング」のＰＲでサンスポを訪れた中島秀治。地元ファンに、〝優勝〟という結果での恩返しを誓った（撮影・宮沢宗士郎）

「ＧⅢ第１１回イースタンヤング」は１６日にびわこボートで、「同ウエスタンヤング」は１５日にからつボートで開幕。３０歳未満の若手レーサーが東西に分かれて６日間の熱戦を繰り広げる。開催に先立って１２日、滋賀県総務部びわこボートレース局の天川隆男マーケティングマネージャーらが「イースタン－」に出場する地元・滋賀支部の中島秀治（２８）と大阪市浪速区のサンケイスポーツを訪れた。 ２大会は赤（イースタン）と青（ウエスタン）に分けて一体化したデザインのポスターやクオカードを制作し、コラボ感を演出。期間中に場内で行われる抽選会でも近江牛と佐賀牛など互いの名産品を賞品として用意している。売り上げ目標はともに３０億円。 通算２Ｖの中島は「優勝を狙っていきます！！」と第一声。前期（昨年１１月～今年４月）勝率は自己ベストの６・６２で７月に初のＡ１昇級を控えており、「気持ちと調整面が大幅に変わりました。『勝ちたい』としか思わなくなったし、ペラ調整でもスタートのことしか考えていません」と直線寄りの調整に自信を持つ。びわこでは今年の全５節で予選を突破し、３優出１Ｖ。大会３度目の出場で初の予選突破はもちろん、優勝へ機は熟している。 びわこ場内では１６日に長嶋万記、１７日にポンコツ会（西山貴浩、石野貴之、森高一真、林恵祐）のトークショーを行うほか、電話投票キャンペーンやＹｏｕＴｕｂｅ配信で盛り上げる。詳細はホームページで。