「ドイツ人」と「フランス人」が見た目にビビった「日本食」の「意外な正体」
「マグロ」以外の魚の多様さに驚き
まずは、初めてだという日本のビールで乾杯。ビール大国ドイツ出身のビクターさんの評価はまずまずで、「日本のビールいける」と笑顔。そして、おつまみのお通しの枝豆、銀杏にと、彼らにとってなじみのない食べ物が並ぶ。銀杏をおそるおそる口に運び、「ほっくほく。ポテトみたいなホクホクさ。こりゃいい」とふたりとも好感触だ。 ふたりとも日本食を一番の楽しみに訪れたそうで、これまでに食べたコンビニのおにぎりにすら感動の様子だ。日本食の期待値が上がっているところに、刺身の盛り合わせが運ばれてきた。まずは、初めて飲む日本酒を一口。ルナさんは「日本酒って甘いのね!」と一言。ビクターさんも日本酒の飲みやすさに驚く。そしていよいよ刺身へ。ビクターさんはマグロを食べて喜色満面で、ルナさんも「ただの魚のはずなのに!」と感動の声を上げる。続いては、ブリだ。マグロの知名度に比べ、ブリを知っている外国人観光客は少ない。ふたりともブリの名前を聞いたのもこれが初めてだそうで、味を吟味しながら無言で味わっていた。 続いて運ばれてきたうなぎとなすの天ぷらには、「うなぎがこんなにおいしいなんて知らなかった。なすとうなぎがとろける」とビクターさん。ルナさんは言葉こそ少ないが、「このおいしさを下手に食レポするのは野暮」「作った人天才」「無口でごめんね、おいしいと食べることに集中しちゃう」と、目の前の食べ物に夢中な様子が伝わってくる。コメント欄にも、「女性の方が一口ごとに、何かすごく考えながら味わっているのが印象的です。食べているときの目が真剣です。真面目に日本の味を味わってくれている感ありますね」と、ルナさんが食べる様子に感じ入るコメントが見られた。 えびしんじょのれんこんのはさみ揚げを食べたビクターさんは、「こんなの初めて食べた。ふわふわさがオムレツに似てる」と食感が気に入ったようだ。そこにぶりかまが運ばれてくると、魚の頭にビビった様子のふたりは「まだえびしんじょを食べていたい……」と言いつつ、Momokaさんの勧めで挑戦してみる。実際に食べてみればそのおいしさがよくわかったようで、「塩で焼いただけでこのうまさ」「皮の部分も超おいしい」と箸が進んでいるのがわかる。 海の幸を中心とする居酒屋メニューを味わった後、最後のデザートはルナさんも大好きだという抹茶のアイスクリーム。あんこと白玉と一緒に味わう抹茶アイスは絶品のようだ。ビクターさんは「正直、ドイツで食べる日本のスイーツは嫌いだった」と言い、日本で食べるスイーツのまさかのおいしさに驚きの様子を隠せないようだった。この日の食事を振り返りながら、「あなたのおかげで最高の一日だ」「超うれしい」「日本食は奥が深いなあ」と、言葉が尽きなかった。 あまりにも幸せそうに食べるふたりの姿を見て、コメント欄は「『あなたのおかげで最高の一日です』って言われるのが最高に嬉しいですよね」「言葉を失う美味しさを素直なリアクションで感じてくれて嬉しいですね!」「この2人は凄く美味しそうに食べてくれるから別に自分が作った料理でもないのに嬉しくなってしまう」といった視聴者の温かいコメントで溢れていた。 さらに連載記事<カナダ人が「日本のトンカツ」を食べて唖然…震えるほど感動して発した一言>もぜひご覧ください。
フリート編集部