「モーニングショー」玉川徹氏、相次ぐ「闇バイト強盗事件」背景を解説…「反社会的な勢力が悪の鉱脈に気づいてしまった」
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は23日、関東を中心に闇バイトで実行役を集めたとみられる強盗事件が相次いでいることを伝えた。 その中で山口県光市で住宅から金品を奪う目的に工具などを持っていたとして21日に山口県警が千葉県や茨城県の中学生や高校生の少年ら計3人を強盗予備の疑いで逮捕した事件を報じた。 逮捕された3人は、千葉県多古町の自称男子高校生(18)と、自称茨城県牛久市の男子高校生(16)、同県龍ケ崎市の男子中学生(14)。逮捕容疑は20日午後8時ごろ、共謀して強盗を行う目的で工具などを持参し、光市の建設業の男性宅付近で金品を奪う機会をうかがった疑い。山口県警はSNSなどでつながる匿名・流動型犯罪グループ(匿流)と関連があるとみて、指示役がいることも視野に捜査している。 コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、相次ぐ闇バイトで実行役を集めたとみられる強盗事件に「反社会的な勢力が悪の鉱脈に気づいてしまったということだと思うんです」とし「この構図は指示役と実行役の間がSNSでしかつながっていなくて、実行役は使い捨てですよね?犯罪があっても指示役までなかなかたどり着けないっていうこういう構図ですよね。この構図だけは鉱脈としてあって、あとはどこにいたって同じなんです。都会である必要もないし宝飾店である必要もないし、家の中にお金がありさえすればどこだっていいし、誰だっていいんです。だから、どんどん広がっていくって懸念されます」とコメントした。 さらに一連の事件で実行役の多くが未成年であることに「もしかすると反社側からすると未成年の方がいいのかもしれない、むしろ。未成年だから仮に逮捕されたって少年法に守られる部分がありますよね」とし「低年齢化した方が反社組織からしたらいいのかもしれない」と指摘していた。
報知新聞社