美濃加茂の深見響敏と北條彪之介［写真］＝伊藤大允

　12月25日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は大会3日目を迎え、東京体育館で行われた男子2回戦で美濃加茂高校（岐阜県）と正智深谷高校（埼玉県）が対戦した。 　全国大会常連同士が激突した一戦は、立ち上がりに8－0のランで好スタートをきった美濃加茂が23－16とリードして第1クォーターを終えると、美濃加茂7点リードのまま折り返した第3クォーター序盤に16－0のランで一気にリード拡大。試合を通してリバウンド争いで圧倒した美濃加茂が88－75で試合を締めくくり、3回戦進出を決めた。 　美濃加茂は、キャプテンを務める北條彪之介がゲームハイの31得点をマークし、29得点を挙げた1回戦に続き躍動。エブナ フェイバーも13得点12リバウンドで2試合連続のダブルダブルを記録した。 　一方、正智深谷はチーム最多26得点を挙げた加藤駿ら4選手が2桁得点をマークしたが、高さで上回る相手に苦戦し2回戦敗退となった。 　勝利した美濃加茂の次戦は、26日に東京体育館で行われる第2試合。別府溝部学園高校（大分県）を破った育英高校（兵庫県）と対戦する。 ■ウインターカップ2023・男子2回戦 ＜東京体育館・カップヌードルコート＞ 美濃加茂 － 正智深谷 美濃｜23｜18｜31｜16｜＝88 正智｜16｜18｜10｜31｜＝75