しめ縄新調し奉納 上郷の下黒田諏訪神社【長野県飯田市】
長野県飯田市上郷黒田の下黒田諏訪神社で15日、しめ縄の奉納が行われた。同神社の清掃管理を担う下黒田北熟年の会らが製作し、年末年始を前に新しいしめ縄を飾り付けた。 同神社のしめ縄は巨大なことで知られ、長さ約4・5メートル、重さ約80キロ。前回の奉納から5年が経過し、傷や劣化が目立つようになったため新調した。 奉納には、同神社の秋季例祭に神輿を奉納している「神輿会明烏」の協力を受けた。1日と8日に両会のメンバーが参加し、地元の北原倫平さん(91)の指導を受けて製作した。 この日は20人ほどが参加し、巨大なしめ縄を拝殿に飾り付けた。熟年の会の桜井利夫会長(86)は「多くの方の協力で立派なしめ縄が完成した。二年参りや初詣で訪れて新しいしめ縄を見ながら参拝してもらえたら」と話していた。