四谷のイタリアンレストラン「イオタ」が1周年
イタリアンレストラン「IOTA(イオタ)」(新宿区四谷本塩町、TEL 03-6457-8028)が11月15日で1周年を迎える。(市ケ谷経済新聞) 【写真】「IOTA」オーナーシェフの宮添亮太さん オーナーシェフの宮添亮太さんは以前から同じ場所で飲食店に従事していたが、業態変更を経て同店を開いた。「四谷は街全体が落ち着いていて緑も多い。ゆっくりと時間が流れる空間で食材やお客さまと、より真摯(しんし)に向き合いたかった。おかげさまでイオタとして1周年を迎えることができた。近隣の方をはじめ、遠方から当店めがけてお越しいただく方まで、世代を問わず幅広い方に支えられている」と話す。 メニューは、日替わりのコース料理(1万1,000円)が中心。カラスミのパスタやアオリイカのイカ墨リゾットなど、季節の魚介や野菜を使った料理を、その日の気候や客の様子を見ながら仕上げるという。冬はジビエ料理なども用意。「仕入れやお客さまの要望などによって、料理を細部までチューニングするイメージ。季節の食材のポテンシャルを引き出し、一番良い状態で提供する」とも。 「料理の精度をより高めたい」とする一方で、気さくで明るい雰囲気も大切にする。今後の展望について、宮添さんの感性を生かしたイタリアンをさらに多くの人へ届けたいと話す。「コース以外の単品料理にも力を入れ、さまざまなニーズに合わせて利用いただけるようにする。これまでとやることは変わらず、自分らしい料理の探求を重ねたい。続けたその先でしか見えないものもあるはず。お客さまには、これからも肩肘張らず笑顔で食事を楽しんでいただきたい。この道にゴールはないが、試行錯誤を重ね続け、より良い店となれるよう、まい進する」と意気込む。 営業時間は18時~23時。日曜定休。
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