私のオンリーワンショートケーキ 森川葵さんのオンリーワンショートケーキは〈ホテルニューオータニ パティスリーSATSUKI〉
誰もが一度は食べたことがあるショートケーキ。フルーツ、生クリーム、スポンジの3つの要素だけのシンプルな構成ながら多くの人を魅了しています。今回は俳優の森川葵さんに、思い出のショートケーキについて語っていただきました。
「ルームサービスでオーダーして大切な人をもてなしました」
「ん~、おいしい。ホールのケーキをフォークで食べるって贅沢ですよね」。 14歳でモデルデビュー。以降、映画、ドラマでも話題作への出演が続き、近年ではバラエティでの活躍も目覚ましい森川葵さん。「友人の誕生日に〈ニューオータニ〉のお部屋とレストランを予約してお祝いしたんです。その際、夕食後にルームサービスでオーダーしたのが〈SATSUKI〉の『スーパーメロンショートケーキ』でした」(森川葵さん。以下、同)
その日はせっかくだから、とホールでオーダー。「私にとってケーキは自分のために買うのではなく、誰かをお祝いするためのもの。メロンと生クリームの組み合わせは贅沢の象徴という感じがしたし、ここまで仕事を続けてこられたからこそ、奮発をして大切な人をもてなすことができた。いろいろな意味で思い出深い一品です」
そんな森川さんには、幼き日に母と食べた印象深いケーキがある。「小さいころ、私の誕生日に毎年母が車を30分運転して連れて行ってくれるケーキ屋さんがあったんです。フルーツタルトを買って家に帰り、幼い兄弟たちが寝ているので部屋を真っ暗にしてダイニングテーブルの上だけ電気を灯して2人でこっそり食べたのですが、今でも幸せな記憶として刻まれています」
職業柄、ケーキを注文することを我慢することも多いという。だからこそ「今日は食べるぞ! と決めて友達とひたすらおしゃべりをしながら心ゆくまでケーキを楽しむ。そのときの解放感がたまらないんです」。
森川 葵 俳優 もりかわ・あおい/1995年生まれ。愛知県出身。2010年にファッション誌『Seventeen』の専属モデルオーディションでグランプリを獲得。現在、日テレ系バラエティ『それって!?実際どうなの課』にレギュラー出演中。