新体操日本代表「フェアリージャパン」の元コーチ 母校の生徒と共にインターハイへ 表現力に磨きをかけて
吉岡紀子さん「思ったよりもできているなと思いました。もっともっとしっかりと丁寧に極めていけばいいなというのを実感した」 初めての指導から1週間、吉岡さんは選手たちの動きに変化を感じていました。 吉岡紀子さん「前回言ったことをすごく気をつけて練習この1週間したんだなというのがよく分かりました。(指導したことを)守ろうとしているのがすごくうれしいです。でもまだまだやれるので、もっともっと詰めていこうかね」 今年のインターハイは福岡県で開催されるため出場枠は2枠あります。 県予選に参加する高校は2校のみで、インターハイ出場は確定していますが、生徒たちにとっては貴重な実戦の場となります。 吉岡紀子さん「本当にたった1週間ですごく良くなっていたので、試合に向けてどんどん(状態が)上がってくるかなと。失敗もあえて怖がらずに。そうなってほしいなと思います」 ■インターハイ県予選で優勝も・・・厳しい言葉 迎えた県予選の日。ライバル校が演技を終え、いよいよ中村学園女子高校の出番です。 最初の技をしっかりと決め好調なスタートを切ります。緊張からかいくつかミスもありましたが、練習の成果を発揮し優勝を果たしました。 ただ、吉岡さんが生徒たちにかけたのは厳しい言葉でした。 吉岡紀子さん「きょうがインターハイじゃなくてよかったなと思った。それくらい、ちょっとごめんね厳しいこと言うけどがっかりしました。ミスしたからじゃなくて体と心がアンバランスというかテンションが全然上がっていなくて、みんなが一つにまとまっていなかったことをすごく感じちゃった」 「まだ2か月半もある。これどうにでもなるから」 中村学園女子高校3年 松崎摩子さん「みんなで協力し合って、私たちなら絶対できると本番思えて、本番に迎えるように練習を積んでいきたいと思います」 中村学園女子高校2年 上野百々果さん「私たちが高校生の時に地元でインターハイがあるということはとても奇跡だと思うので、まずはいい演技をして優勝をつかみ取れるように頑張りたいと思います」
インターハイまであと2か月、生徒たちはさらなる高みを目指します。
RKB毎日放送