広瀬すず「クジャクのダンス」が頭ひとつ抜けている? 比嘉愛未との本格サスペンスドラマ対決の行方
正月休みも終わり、一般企業が本格的に動き出す6日。地上波テレビも通常編成に戻るが、GP帯の連続ドラマが本格的に始まるのは週後半から。9日に唐沢寿明(61)主演「プライベートバンカー」(テレビ朝日=木曜夜9時)と、香取慎吾(47)主演「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(フジテレビ=木曜夜10時)が始まる。 【写真】飯豊まりえと新垣結衣、似ている? 「『プライベート』は唐沢さんのバディー役に鈴木保奈美さん。2人が共演した1992年の『愛という名のもとに』(フジテレビ)をリアルタイムで見ていた中高年層には感慨深いはず。そして『日本一』は香取さんが11年ぶりのフジの連ドラ主演ということで、これも万感の思いで楽しみにしているファンも多いでしょう」(テレビ誌ライター) 「プライベート」はマネーサスペンス、「日本一」は新感覚ホームドラマということだが、どちらも考察要素もありそうで、放送翌日にはネットで話題になりそうだ。 考察要素と言えば、やはり本格サスペンス。今期は12日スタートの「フォレスト」(ABC・テレ朝系=日曜夜10時15分)と、24日スタートの「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS=金曜夜10時)がある。「フォレスト」は比嘉愛未(38)と岩田剛典(35)のW主演のラブサスペンスで、「クジャク」は広瀬すず(26=写真)主演のヒューマンクライムサスペンス。 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「まだ始まっていないので何とも言えませんが」と前置きしつつ、「『クジャク』が頭ひとつ抜けそうな気がします」と、こう続ける。 「広瀬さんはキャリア12年目にして連ドラの本格サスペンス初主演ですが、2022年に主演した映画『流浪の月』で誘拐犯の被害者という難役を見事に演じ切り、高い評価を得ました。彼女のビジュアルから、地上波テレビのリアタイ視聴者層には“アイドル的女優”のイメージがあるかもしれませんが、今作で印象が変わると思います。インド哲学の一節を使ったタイトルの意味も、劇中でどう回収されていくのか楽しみ」 一方、TBS日曜劇場と日テレ日曜ドラマに挟まれて印象が薄い観のあるテレ朝の日曜夜10時枠。今期の「フォレスト」も苦戦は免れない? 「この枠で、初のサスペンス。これまで“生きづらさを感じる人”に寄り添うようなテーマで、視聴率では苦戦しつつも固定ファンがある程度、定着してきたところに、思い切った路線変更です。ベテラン脚本家の龍居由佳里さんの原案によるオリジナル作品ということで興味深いですが、ほぼ時間帯が重なる日本テレビがバカリズムさん脚本、『ブラッシュアップライフ』チームによるコメディー『ホットスポット』。ネットでの前評判を比べると、リアタイ視聴では分が悪そうですね。ただ、本格ラブサスペンスなので、展開によっては、配信での視聴層の反応次第でジワジワ数字を上げてくるかもしれません」(前出の亀井徳明氏) 2024年の流行語大賞になった「ふてほど」は1月期のドラマ。果たして今期のドラマは年末まで話題が続くものが出てくるだろうか? ◇ ◇ ◇ 2024年10月、広瀬すずが髪を切ったところ、お笑い芸人の永野に似ているのではないかとする声が上がった。【写真】広瀬すず新髪型公開 ポーズもどことなく永野?…では、インスタグラムに上がった本人の写真を掲載している。