カサキナがアダッド マイアに競り勝ち2022年シーズン以来のツアー7勝目に王手 [アブダビ・オープン/テニス]
カサキナがアダッド マイアに競り勝ち2022年シーズン以来のツアー7勝目に王手 [アブダビ・オープン/テニス]
WTAツアー公式戦「ムバダラ・アブダビ・オープン」(WTA500/アラブ首長国連邦・アブダビ/2月5~11日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第7シードのダリア・カサキナ(ロシア)が第6シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)に6-3 4-6 7-6(2)で競り勝ち2022年シーズン以来のツアー7勝目に王手をかけた。 ~ムバダラ・アブダビ・オープンで2022年シーズン以来のツアー7勝目に王手をかけた第7シードのカサキナ選手~ 2ブレーク差で第1セットを先取したカサキナは第2セット2-0から逆転されてセットオールに追いつかれたが、2度先にリードを許しながらもその都度追いついてもつれ込んだ第3セットのタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして2時間59分で勝利をもぎ取った。 「彼女(アダッド マイア)はツアー屈指のファイターだと思う。コートですべてを出し尽くす素晴らしい選手で、フリーポイントをほとんど与えてくれないから自分で取りにいかなければならない。くたくたになったけど素晴らしい試合だったと思うし、皆さんに楽しんでもらえたらうれしいわ」とカサキナは試合後のオンコートインタビューで語った。 激闘を終えて記者会見に臨んだカサキナは、「(第3セットの)タイブレークで私は全力を尽くした。思い切ってウィナーを狙いにいった自分を誉めてあげたいわ」と試合を振り返った。 「私にとって特にあのような状況であのようにプレーするのは簡単なことじゃないから。そのことについては本当に満足している」 カサキナは1月のアデレードに続く今季2度目の決勝で、第8シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-0 4-6 6-2で破って勝ち上がった第1シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。
テニスマガジン編集部