藤井聡太八冠（21）と、豊島将之九段（33）、愛知県出身の2人が激突です。 将棋の八大タイトルで最も歴史が長い、名人戦七番勝負の第1局は、4月10日午前9時に藤井八冠の先手で始まりました。 【写真を見る】藤井聡太八冠（21）VS 豊島将之九段（33）火花を散らす愛知出身同士　インターネット番組の企画ではゆる～い姿も 去年、最年少で「名人」を獲得した藤井八冠は、初防衛を目指します。 （藤井聡太八冠 21歳 9日の前夜祭） 「（それぞれ）9時間という公式戦で一番持ち時間が長い対局。最大限に集中して読みを深めて、見ていただく方に楽しんでいただけるような将棋が指せれば」 一方、5年ぶりの「名人」奪還を狙う、一宮市出身の豊島将之九段。 藤井八冠とのタイトル戦は、これで5回目です。 （豊島将之九段 33歳） 「大変な強敵ですが、自分なりに精一杯指して、いい対局を見ていただけるよう頑張りたい」 静かに火花を散らす愛知出身の2人…ですが。 インターネット番組の企画では、中部地方にゆかりのある棋士で結成した同じチームで団体戦に臨んでいます。 意気込みを語る豊島九段の後ろで「チームメイト」の藤井八冠は… ■ぬいぐるみの腕を持ってふりふり…エールを送る藤井八冠 瀬戸市「せと・まるっとミュージアム」のキャラクター、「せとちゃん」のぬいぐるみを持ち、腕をふりふり…頑張ってくださいとエールを送ります。 なんともゆる～い藤井八冠。 しかし、豊島九段の対局を観戦中は… （藤井八冠） 「7九金寄りで…〇×＆■…」 絶対王者の超高速解説! 名人戦もこの速さで読み進め、白星スタートを切るのでしょうか。 そして、対局の行方とともに注目される「勝負めし」。 藤井八冠は、ボリューム満点の黒毛和牛のサーロインステーキ重を注文。 おやつは、バターとラムレーズンのクッキーサンドでした。 先に4勝した方がタイトルを獲得する名人戦、第1局の決着は11日夜の見込みです。