一台の無線機が、異なる時代を生きる2人を繋ぐ奇跡の物語。ヨ・ジング × チョ・イヒョン『同感~時が交差する初恋~』
『王になった男』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで知られる俳優ヨ・ジングと、『賢い医師生活』、『今、私たちの学校は...』などで注目を集めるチョ・イヒョンが主演を務める映画『同感~時が交差する初恋~』が公開中。
一台の無線機で、異なる時代に生きる2人の大学生が交流する、奇跡のようなピュア・ラブ・ストーリー
1999年、韓国大学機械工学科に通うヨンは、皆既月食の夜、無線機を通じてある女子学生ムニと交信を始める。しかも彼女が同じ大学の社会学科2年生だと知り、偶然に驚きつつも翌日大学構内で会う約束をする。しかし、約束の時間を過ぎてもムニは来なかった。一方、どしゃぶりの雨の中で待ち続けるムニの前にもヨンは現れない。その夜、互いに相手のすっぽかしを責めるヨンとムニ。話が噛み合わないまま、それから何度か交信するうち、2人は自分たちが違う時代を生きていると気づく。不思議な状況に半信半疑ながらも2人の会話は弾み、ヨンとムニは恋人でもなければ友人でもない、唯一無二の存在となっていく──。
ヨンを演じるのは、8歳で映画デビューし、20年近いキャリアを誇るヨ・ジング。高い演技力でさまざまな役に挑戦してきた彼が、20代のうちに青春ロマンスを演じたいと自ら希望し、本作に出演することに。愛に一途なヨンを真っ直ぐに好演している。 ムニ役を務めるのは、2017年デビューのチョ・イヒョン。近年話題作に出演し、存在感を強めている俳優の一人だ。フレッシュな魅力で、等身大の大学生を演じきった。 脇を固める3人の若手俳優にも注目。ヨンの大学の後輩でハンソル役には、『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』や『偶然見つけたハル』のキム・ヘユンが抜擢。 ムニの幼馴染で、彼女をいつも気にかける同級生ヨンジを演じるのは、『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』『私の夫と結婚して』などで注目度上昇中のナ・イヌ。 そして『なぜオ・スンジェなのか』や『シュルプ』などで知られるペ・イニョクが、ヨンの親友ウンソン役を演じており、韓ドラファンにはたまらないキャスティングも見逃せない。 原作は、キム・ハヌル、ユ・ジテ主演のロマンチック・ラブストーリー映画『リメンバー・ミー』(2000年)。ストーリーラインはほぼ同じだが、オリジナルでは1979年の女子大生と2000年の男子大生が交信し、本作とは男女逆転で時代背景も異なる設定となっている。 映画の中で映し出される1999年当時のカルチャーやファッションなども、懐かしい気持ちを誘うはず。それぞれ違う現実を生きながら、無線機を通して出逢った2人のストーリーの結末とは? 胸が温かく満たされるような青春映画が誕生した。