強い寒気で冬らしい一日に 「恵みの雪」に喜ぶスキー場関係者は頭の痛い「不安」も…(鳥取・若桜町))
山陰中央テレビ
12月12日の山陰地方は強い寒気が流れ込み冬らしい一日となりました。 山地では雪が降り鳥取県若桜町のスキー場では今シーズンのオープンに向けて準備が始まりました。 杉谷紡生記者: 「若桜町の氷ノ山スキー場には辺り一面に白い雪が積もっています。こちら足元にも…。雪だるまが作れるほどの雪が積もっています」 12日のゲレンデの積雪は約10センチ。 スキー場スタッフは期待をふくらませます。 若桜観光・山根政彦社長: 「去年は雪不足に悩んだシーズンだった。今年は雪が降るという予報になっていますので安心している」 この時期に10センチ程度積もるのは例年どおりだということで、今のところ予定通り12月21日のオープンを目指しています。ただ、恵の雪の一方でこんな不安も。 若桜観光・山根政彦社長: 「リフトもそうだが電気代がすごい高いものですから」 諸物価の高騰でリフトなどに使う電気代や燃料代も上昇したためコロナ禍以降2000円に値下げしていた平日の1日券を3000円に値上げするということです。 こうした苦労もしつつ、スキー場ではさらなる積雪に期待しながらオープンに向けてリフトの点検や圧雪作業など準備を進めていくということです
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