“すしの都”目指す北九州市で特別授業 老舗人気店が高校生に技を伝授 伝統的握り方「本手返し」に挑戦
テレビ西日本
新鮮な寿司を観光資源にする取り組みを進めている北九州市。 市内の高校で、地元の寿司の魅力を知ってもらおうという特別授業が行われました。
北九州市の東筑紫学園高校で行われた特別授業。 寿司の握り方を指導するのは、北九州市にある創業約60年の寿司店、江戸前鮨二鶴の大将、舩橋節男さんです。 この取り組みは、舩橋さんが高校生に北九州市の寿司の魅力と江戸前寿司の伝統を知ってもらおうと企画し、今回が2回目です。
11日は、将来の料理人を目指す食物文化科の2年生が、伝統的な握り方「本手返し」などを学びました。 ◆生徒 「めっちゃ、ひっつきますね」 ◆生徒 「難しいです。握り具合とか、握ってもすぐ崩れてしまう」
悪戦苦闘しながら高校生が握ったのは、マグロやイクラの軍艦などの盛り合わせです。 ◆生徒 「めっちゃ美味い」 ◆生徒 「意外とあっさりしていて美味しいです」 ◆生徒 「きょうをきっかけに、もっと寿司が好きになって、いろんなお店のお寿司を食べてみたいなと思いました」
◆江戸前鮨・二鶴 舩橋節男さん 「私たちの祖先は、素晴らしいものをもっています。誇りを持って自信をもって、日本人として、この文化を世界に発信していってもらえたら」 舩橋さんは、今後も地元の若者や観光客向けに料理教室を行い、「寿司の魅力」を伝えていきたいと話していました。
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