レベルをMAXまで上げるのは「美学？」

99までレベル上げをする人は「暇」なの？（画像：ぱくたそ）

　HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の発売後、大手質問サイトに「『ドラクエ3』でレベル99まで上げる人は暇な人ですか？」という質問が投稿され、さまざまな回答が寄せられています。寄せられた回答を見ていくと、シンプルな質問ながら、奥深い……と思わされます。 【画像】え…なんて見目麗しい！　コチラが『ドラクエ3』女賢者のコスプレイヤーです（7枚） 　まずは、「ゲームをやっている時点で暇な人」という回答がありました。身もフタもない答えではありますが、時間に余裕がなければ、RPGをやり込むのは難しいでしょう。HD-2D版『ドラクエ3』はクリアするだけでも、30時間程度はかかるとされています。とはいえ、1日1時間でも確保できれば1か月でクリアできますし、忙しい社会人でも時間のやりくり次第でプレイできなくはないでしょう。 　また、「美学、あるいは美徳と言うべき？」という回答もありました。時間のあるなしにかかわらず、レベルを最大値まで上げきるのは、そのゲームのファンとしての美学ということでしょうか。 　より具体的な回答としては、「勇者たちの最高ステータスを見たくて、レベルを最大まであげる人はいるのでは」というものがありました。「最後までやらないと気がすまない人、全滅をおそれてとにかくレベルを上げてゆとりある戦いにしたい人、タイマンでゾーマ討伐をしたくてレベルMAXにする人など理由はさまざま」だといい、「暇か否か」ではなく、ゲームの楽しみ方のひとつであると回答しています。 「ファミコン版のときは、パーティ4人をレベル99まで上げた。なかなかゲームソフトを買ってもらえない時代だったので、１本のソフトをやり込んだ。今は集中力が続かなくて無理」という回答もありました。『ドラクエ3』でも、ファミコン版といわゆる「メタル狩り」もしやすくなったHD-2D版ではレベル99まで上げる難易度は相当の違いがあるでしょう。ファミコン版では、せっかくレベルを上げても「ぼうけんのしょ」が消えるというワナがあったことも忘れられません……。