「殺処分なくそう」音楽で訴え 15日、仙台・太白区文化センターで動物のためのコンサート
虐待や殺処分で命を落とす犬や猫をなくし、動物と人間の共存を音楽を通じて訴える「ハッピーアニマルのためのチャリティーコンサート」が15日、仙台市太白区文化センター地下展示ホールで開かれる。 仙台市のピアニスト吉川真理さんが代表を務める市民団体「にゃんちゃんわんちゃんを助ける会」が主催し、今回で9回目。 出演は吉川さんのほか、馬頭琴バラヤトさん、パーカッション布田恭子さん、バイオリン平松典子さん、マリンバ山本郁子さん。 曲目は馬頭琴による「スーホの白い馬」「ラクダの散歩」、クライスラー「シチリアーノとリゴードン」、ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」など。 環境省によると、2022年度、全国の保健所などに犬・猫約5万2800匹が収容され、約1万1900匹が殺処分された。吉川さんは「演奏会を通じて訴え、動物たちの幸せにつなげたい」と話した。 午後2時開演。入場料2500円。収益金は仙台市の保護猫団体「いくらこグループ」に寄付する。連絡先はマーベラス・スタジオ090(2973)7958。
河北新報