西武がNPB球団初となる「ジャパンウインターリーグ」への選手派遣を決定
西武は26日、今年11月23日から12月19日まで沖縄県コザしんきんスタジアムで開催される「ジャパンウインターリーグ 2024」に、NPB球団から初めて選手派遣をすることを決定したと発表した。 【写真】西武の本拠地・ベルーナドームの1億円看板が右翼から左翼へコンバート。佐藤龍世の一言がきっかけに 「ジャパンウインターリーグ」は2022年に沖縄に高校、大学の卒業生、社会人、独立リーグなどでプレーする選手が次のステージを見据えて集まってリーグ戦を行うトライアウトリーグ。選手は約30万円の参加費を支払って参加。昨年は米国、欧州など計10カ国の選手も参加し、参加選手数は101人にのぼった。 西武では毎年オフシーズンに、若手選手の育成を目的に、オーストラリアや台湾などで行われるウインターリーグへ若手選手を中心に派遣してきたが、スポーツ界を取り巻く外部環境が大きく変化する中、日本野球界の発展のため、ジャパンウインターリーグに選手を派遣することを決定。 飯田光男・常務取締役球団本部長は「当球団では、常勝軍団の再建を成すべく、選手や指導者の育成に力を注いでおりますが、球界全体のさらなる発展にも貢献してまいりたいと思います」とコメントした。