九州にある梅雨前線は６月２５日朝にかけて、種子島・屋久島地方に南下する見込みで、薩摩大隅地方では、２５日朝にかけて、断続的に雷を伴った非常に激しい雨のおそれがあります。 これまでの雨による土砂災害にも警戒が必要です。 ２４日の九州南部は梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になりました。 鹿児島県薩摩川内市でも、午前に雨が強まる時間があり、川の増水が見られました。 降り始めからの雨量は鹿屋市吉ケ別府で５２０・０ミリ、また、薩摩川内市八重山で４７０．５ミリ、指宿４８５．０とともに平年の８０パーセントを超える雨が降りました。 鹿児島県内に出されていた警報は全て解除されましたが、これまでの大雨で土砂災害の危険度が高くなっている所があり、警戒が必要です。 九州南部の雨、２４日夜いったん止むところが多いですが、再び雨雲がかかるでしょう。 ２５日朝にかけて、断続的に雷を伴った非常に激しい雨のおそれがあります。 通勤通学の時間帯にも雨脚が強まる見込みですので、引き続き、大雨に関する情報にご注意ください。 大雨の影響でＪＲの在来線に影響が出ています。 ＪＲ九州によりますと、肥薩線の吉松と隼人の間、吉都線の吉松と都城、日豊本線の国分と西都城の間の上下線で運転見合せとなっています また鹿児島本線、日豊本線、指宿枕崎線の一部区間でも遅れが出ています。 特急「きりしま」と「指宿のたまて箱」は運休しています。