冬の味覚「じねんじょ」の収穫 おすすめの食べ方は? 香川・東かがわ市
KSB瀬戸内海放送
香川県東かがわ市の五名地区で、冬の味覚「じねんじょ」の収穫が行われています。 【写真】ふわふわのおもちみたいな「じねんじょの天ぷら」
「むかご」とも呼ばれる芽を育て、収穫するまでに2、3年かかるというじねんじょ。2024年は雨が少なく気温の高い日が続きましたが、水やりの頻度などを工夫し、700gほどに成長しました。 収穫は11月下旬から行われています。 (五名自然薯研究会/木村薫さん) 「五名の標高、朝夕の寒暖差が大きいほどおいしいものができるかなと」 五名地区では一時期、20人ほどがじねんじょを栽培していましたが、現在は4人に減りました。 約40年前からじねんじょの研究や栽培を続けてきた木村さんは、10年前から五名に通う西尾さんと一緒に約1000本のじねんじょを育てています。 (五名自然薯研究会/木村薫さん) 「自然の芋の香りやねばりを楽しんでいただけたらなと」 今が旬のじねんじょ。おすすめの食べ方を教えていただきました。 じねんじょをすって、卵やだしと混ぜれば、とろろごはんに。 (野口真菜リポート) 「ねばねばが繊細でなめらかに広がります」 さらに、海苔で巻いてさっと揚げると、じねんじょの天ぷらの完成です。 (野口真菜リポート) 「もっちもち! ふわふわのおもちみたいになるんですね。じねんじょの甘みが増した気がします」 他にも、短冊切りにしてわさびじょうゆと合わせたり、お好み焼きや鍋に入れたりと、さまざまな食べ方が楽しめます。 収穫は2025年1月ごろまで続くということです。 8日には東かがわ市の産直カフェ「五名ふるさとの家」の店頭で販売します。1kg・3200円で、この日は予約なしで購入できます。 そのほかの期間は電話での購入予約が必要で、「五名ふるさとの家」か「五色の里」で受け取ることができます。※収穫が終わり次第販売終了 【じねんじょの購入予約】 ■「五色の里(五名自然薯研究会)」 電話:0879-29-2401 ■「産直カフェ 五名ふるさとの家」 電話:0879-29-2832
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