カドコミ連載の人気作『私を喰べたい、ひとでなし』アニメ化決定 制作は初元請けの新スタジオ、キャストに上田麗奈
電撃マオウ・カドコミにて連載中の「私を喰べたい、ひとでなし」TVアニメ化が決定し、2025年に放送されることが20日、発表された。原作は苗川采による少女と妖怪の出会いを描いたおり、アニメーション制作はスタジオリングスが担当する。 【画像】作品の世界観も把握できるティザー映像カット&お祝いイラストを見る(全8枚) 本作は愛媛県を舞台に、死を望む少女・八百歳比名子と、その血肉を求める人魚・汐莉との出会いから始まる物語。このたび公開されたティザービジュアルでは、きらめく浅瀬に横たわる少女に妖怪の手が優しく伸びる印象的な場面が描かれている。 アニメーション制作を手掛けるスタジオリングスは、「私の百合はお仕事です!」など多数のTVシリーズの制作実績を持つが、本作が初のシリーズ元請けでの挑戦となる。また、主人公・八百歳比名子役には声優の上田麗奈の起用が決定した。 原作者の苗川采氏は本アニメ化について、「なんとなんとアニメ化です。苗川自身が一番驚いております。このような貴重な機会を頂けたのも、ずっと『わたたべ』を応援して下さってくれた読者の皆様のお陰です」とコメント。お祝いイラストも到着した。 10月25日にはコミックス最新第9巻の発売が予定されており、電撃マオウ12月号では表紙も飾る予定となっている。 ■TVアニメ「私を喰べたい、ひとでなし」ティザーPV 「海のような瞳をした、このひとなら 私を死なせてくれるかもしれないー」 愛媛県を舞台に描かれる、穏やかな海と美しい⼣焼け。死を希う少⼥・⽐名⼦。海に沈んでいく⽐名⼦の姿は、彼⼥の⼼象⾵景のように、閉ざされた⼼を表し…そんな⽇々の中、⼈⿂の少⼥・汐莉と出会う。果たして彼⼥の願いの⾏⽅は。
『私を喰べたい、ひとでなし』作品情報
「私は君を喰べに来ました。」 突如現れた人魚の少女・汐莉は 海辺の街に独り暮らす比名子の手を取り、優しく語りかける。 比名子の持つ血肉は、特別に美味しいという。 それは数多の妖怪を惹きつけるほどに…。 汐莉は、成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り “いずれ自分が喰べる”と約束する。 比名子の胸には 「このひとなら私の願いを叶えられるかもしれない」 という 切なる想いが浮かび―。 八百歳比名子(CV:上田麗奈) 総監督:葛谷直行/監督:鈴木裕輔/シリーズ構成/脚本:広田光毅/ キャラクターデザイン:郁山想/音響監督:納谷僚介/音楽:井内啓二/ プロデュース:インフィニット/アニメーション制作:スタジオリングス