「うちの子は天才!」石原さとみと青木崇高、涙の親子再会「大きくなったね」
公開中の映画『ミッシング』の舞台挨拶が30日、都内にて行われ、主演・石原さとみと共演の青木崇高が登壇。2人が演じた夫婦の娘を演じた有田麗未もサプライズで駆け付け、感涙の親子再会となった。 【写真】涙ながらに語る“お母さん”石原さとみをじっと見つめる麗未ちゃん 『空白』(21)、『愛しのアイリーン』(18)、 『ヒメアノ~ル』の吉田恵輔がオリジナル脚本で描く感動作。 2022年の出産後、1年9カ月ぶりの芝居で幼い娘の失踪に苦悩する母親を演じきった石原にSNSでも絶賛が続々。「子どもは2秒目を離しただけですぐいなくなる…」というコメントが紹介されると、子育て中の石原も「走って行っちゃうじゃないですか、子ども。本当に怖くなる」と共感。 夫役の青木が「実生活で母の喜びが高まっているときに、この作品に向き合うってどれだけ覚悟が必要だったか。その覚悟に拍手を贈りたいです」とたたえると石原は「結婚して子供ができる前くらいにドナーカードに〇をつけたんです。その経験は、実は初めてで。子どもができて、この〇がとても大事な意味を持つことを含めて、子を持つってこの覚悟なんだな、と免許証の裏を見るたびに思うんです。この作品を機に、いろんなことのとらえ方が変わり、ニュースの向こうの家族のことをすごく想像するようになりました」と母の心境を吐露。 この日は、劇中で娘を演じた有田麗未がサプライズで登壇。驚きつつ大喜びの2人だったが、しゃがみこんで麗未ちゃんを囲んだ2人の目には涙が。撮影時は小学校入学前だったという麗未ちゃんに、石原は「大きくなったね」と、またうれし泣き。 「ずっと“お父さん”と“お母さん”に会いたかったのでうれしいです!」とハキハキ答えていた麗未ちゃん。「セリフを覚えるのが好きなので、映画をあと3回くらい見てセリフを全部覚えようと思います」と宣言すると、石原は「皆のセリフを!? 天才です、うちの子!」と親バカっぷりを披露。さらに麗未ちゃんからそれぞれの似顔絵を贈られると目尻が下がりっぱなし。そんな2人に麗未ちゃんは「お父さんとお母さんのような素敵な俳優さんになれるよう頑張ります!」。 最後に青木は、感情のコントロールが難しい役どころを振り返りつつ「その真ん中で、母親を体現してくれた石原さんにも感謝を言いたいです」と再び目をうるませ、石原も涙をこらえ「全キャストのエネルギーが詰まった作品です」と胸を張っていた。 ※吉田恵輔監督の「吉」は正しくは「つちよし」