【衆院選】「解散の一日」事実上の選挙戦へ 福岡の前職たち「最大の焦点は政治とカネ」 国会からFBS記者が中継
FBS福岡放送
“解散の一日”を東京で取材しているFBSの樋口記者と中継がつながっています。自民党のいわゆる裏金議員の公認問題が決着しましたが、福岡の前職たちはどう受けとめていましたか。 ■樋口淳哉記者 はい、解散の日のきょう、永田町は午前中、自民党の裏金議員の公認問題一色でした。 宗像市などの福岡4区から立候補予定の宮内秀樹氏の公認の可否が注目されていましたが、午後に取材した際には「けさ、公認の知らせが来た時には正直ほっとした」と安どした様子で話していました。 一方で、裏金問題に関わっていない福岡の自民党の前職は「世間の風当たりは冷たく、選挙戦では説明していかないといかない」とこぼしていました。 また、野党の前職からは「基準があいまいではないか」「世間の反応を見てやっていると言われても仕方ない」などの声が上がり、野党側は選挙でも自民党の裏金問題を追及していく姿勢がうかがえました。 ■松井礼明アナウンサー 「きょうからは事実上の選挙戦が始まります。焦点はどこだと見ていますか。」 はい。やはり最大の焦点は「政治とカネ」の問題だと与野党の議員がそれぞれ口にしています。「政治に対する信頼を取り戻さないと何も政策が進まない」と話していました。 地元の前職たちの多くは解散後、すぐに羽田空港に向かい、急いで地元に帰ると話していました。「解散すると、有権者の選挙への意識が変わるので、少しでも多くの人に声を届けたい」とする一方で、異例の超短期決戦になる今回、「準備や心構えはしていたが、あまりにも期間が短い」とこぼしていました。以上、国会からお伝えしました。