【スタジオ解説】「台風7号」最強クラスで関東接近 避難情報は
中濱デスク 「去年撮影した平常時の画像と比べると、今はかなり水位が上がっているのが確認できます。茶色の濁流のようなものが見えます。右側には土のうがいっぱい積んであります。一宮川はここ数年で何度も氾濫を繰り返している川で、まさに工事中の川です。茂原市も一宮川の水位が上がっているということで、避難指示を出している状況です。近くに住んでいる方も一宮川の状況は非常に気になるところだと思いますので、引き続き注意が必要かと思います」 「川の様子を見に行くことは絶対にやめてください。足を滑らせて川に落ちることもあります。ホームページで川の様子を見ることができますので、ぜひ活用してください」
「千葉県内の川ですが、他にも水位が上がっている川があります。南房総の館山市を流れる平久里川の様子です。平常時の画面から現在の画面に切り替えますと、川底が見えなくなっていますね。茶色の濁流になっていて、川の水位がかなり上がっていることがわかります」 「もう一つ、南房総市にある三原川を見てみたいと思います。普段はのどかな川の様子ですが、今は水位が上がっていて水が濁っています。台風がかなり近づいている地域ですので、普段は1メートルくらいの水位ですが、今はかなり高くなっています。周りの方も心配になっていることかと思います」 「川の防災情報を使えば川の様子が見られますので、川のそばに近づいたり見に行ったりすることはやめてください。川の水位は雨がやんだ後も増水することがあります。これから雨のピークが近づいてきますので、引き続き注意が必要です」
中濱デスク 「改めて『キキクル』で、土砂災害の様子を確認します。黄色のエリアがありますが、房総半島で雨が強くなっていますので、大多喜や鴨川などで注意の状況になっています」 森圭介キャスター 「気象庁のウェブサイトで、ご自身で確認することもできますので、最新の情報を注意して備えに役立ててください」 (8月16日午後6時ごろ放送『news every.』より)