<挑む・センバツ2023東邦>部員紹介 藤田悠矢内野手(2年) 俊足で盗塁、得点狙う /愛知
50メートル6・0秒の俊足で、内野だけでなく外野も守るオールラウンドプレーヤー。最も過酷な練習の100段階段や坂道を往復する筋トレを誰よりも積極的にこなし、山田祐輔監督は「精神力の強さも体力もある」と太鼓判を押す。 3歳からバットを振っていた。小学2年から硬式チームでプレーし、中学3年まで遊撃手や左翼手を担った。「かっこいい野球をする」東邦に憧れ、進学先に選んだ。 実は中学までは俊足ではなかった。「東邦のレベルの高い練習をやっていくうちに体重が減り、筋力がついたことで勝手に速くなっていた」という。試合では常に次の塁を狙っている。 趣味は音楽鑑賞とカラオケで、「カラオケでは常に90点以上」という歌唱力の持ち主。通学中や試合前に音楽を聴き、気持ちを高める。「センバツでは足を生かして盗塁を決めて、得点を狙いたい」。甲子園で勝利を謳歌(おうか)するつもりだ。【森田采花】=随時掲載