NHK連続テレビ小説「おむすび」第43回場面カット©NHK

　佐野勇斗が初出演するNHK連続テレビ小説「おむすび」の第43回が11月27日に放送された。（ネタバレあり） 　本作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが、人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々とむすんでいく、“平成青春グラフィティ”。平成・令和の荒波を、たくましく突き進むヒロイン――。 　佐野勇斗が演じる四ツ木翔也は、栃木県出身で福岡西高校に野球留学中の高校球児。四ツ木という姓と眼鏡姿から、「福西のヨン様」と呼ばれている。糸島に練習場があり、結(橋本環奈)と時々出くわす。 　11月27日放送の第43回は米田家のお好み焼きパーティーに呼び出された翔也(佐野勇斗)。そこで歩(仲里依紗)は翔也に、「実家のイチゴ農園の広さは？」「ご両親が経営されてるの？」「何人兄弟？」「繁盛してる？」と踏み込んだ質問を投げかける。 　結(橋本環奈)は歩をたしなめるも、二人は結婚を前提に付き合ってるんだからそういうことも確認しないと、と質問をやめない。そして「翔也君が農園を継ぐ可能性は？」「プロ野球選手になれなかったらどうするのよ」と聞かれ、何があっても農園は継がないこと、家族みんなが応援してくれていることを告げる。 　翔也の両親は昔から無理をして野球道具を買い与えたり、野球が強い学校に通わせたりと翔也のことを支えてくれたという。そんな家族のためにも自分は絶対プロ野球選手になるのだと、翔也は米田家の前で宣言をする。 　翔也のまっすぐな気持ちを聞いた聖人(北村有起哉)は翔也をヘアサロンヨネダへ連れていき、何も言わず翔也の髪を切り始める。散髪を終えた翔也はお金を払おうとするが、聖人は「よか。これからもずっとタダでいい」と断る。そして、これからも翔也の髪は自分が切ってやるから、「その代わり、結を絶対に悲しませるな。約束しろ。」と伝える。翔也はその言葉を聞き、結を大切にする想いをより一層固めた。 　帰り道、聖人となにを話したのかを結に聞かれるも、翔也は「話したけど言わね。男同士の約束だかんな」と答え、二人は笑顔で神戸の街を歩く。後日、結は電話で自分の献立がどうだったかを尋ねる。翔也は「もうバッチリだ！おめの献立のおかげでキレッキレだべ！」と明るく返すも、どこか物足りなさを感じていた。 　そんな翔也をエースの澤田(関口メンディー)も気にかけている・・・。その後も、結が考えた『ご飯は毎食270グラムが目安』という言いつけを守り、チームメイトに「おかわりは？」と聞かれるも、断る翔也。結の献立の効果やいかに・・・。 【放送情報】 NHK連続テレビ小説『おむすび』 2024年9月30日スタート 月曜日~金曜日 朝8時~ 【キャスト&スタッフ】 出演:橋本環奈 佐野勇斗 麻生久美子 宮崎美子 北村有起哉 松平健 脚本:根本ノンジ 音楽:堤博明 主題歌 :B’z「イルミネーション」 演出:野田雄介 小野見知