【ムエタイSF】元K-1王者・大和哲也、“ヒジ打ち解禁” 初戦で元3冠王と激突=6.30
6月30日(日)に名古屋国際会議場イベントホールで開催される『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』に参戦が発表されていた大和哲也(大和ジム)の対戦相手が、元ルンピニー&プロムエタイ協会130ポンド王者、元「True4U」130ポンド王者のゲーウガンワン・ロットスワイジャッジェーンサイプリゥに決定した。 【動画】大和哲也が元ルンピニー王者パコーンを撃破! 大和は今年3月にK-1スーパー・ライト級の王座を返上。その後の去就が注目されていたが、先日、本大会で“伝家の宝刀・ヒジ打ち”解禁のムエタイルールに約3年ぶりに挑むことが発表されたばかりだ。 対戦相手のゲーウガンワンはナコンラーチャシーマー出身の29歳。サウスポースタイルのテクニシャンで、全ての攻撃が高いレベルで備えられている。スーパーフェザー~スーパーライト級で常にトップ戦線で活躍を続けるベテラン選手だ。 15年12月にルンピニースタジアム生誕記念興行でスーパーレック・ギャットムー9を下しルンピニースタジアム&プロムエタイ協会のスーパーフェザー級王座を獲得。16年8月にはランシットスタジアムにてオンバック・ジットムアンノンを破り「True4U」スーパーフェザー級王座も獲得した。 昨年は元ラジャダムナンスタジアム・フェザー級王者ペットルンルアンと怒涛の4連戦を2勝1敗1分と乗り切り、今年に入ってトンノイ・ウォーサンプラパイと激闘を繰り広げている。 約3年ぶりのムエタイルールとなる大和に、いきなり超強豪が立ちはだかる。日本とタイのムエタイ事情に詳しい関係者は「いくらパンチの強い大和といってもゲーウガンワンをムエタイルールで攻略するのは難しいはずだ」と危機感を募らせているという。