京葉ボーイズ、松戸中央との“千葉対決”制して2年ぶり優勝! 選手権大会の推薦出場枠もゲット!!…メニコン杯関東BL大会
◆メニコン杯 第27回日本少年野球 関東ボーイズリーグ大会 ▽準決勝 京葉ボーイズ8x―1松本ボーイズ=5回コールド= ▽決勝 京葉ボーイズ7―5松戸中央ボーイズ(5月4日・大田スタジアム) 東日本ブロック180チームが参加した中学生の部の決勝は千葉県支部対決となり、京葉ボーイズが松戸中央ボーイズを下し2年ぶり3度目の優勝を飾った。京葉は東日本ブロック推薦での第55回全国選手権大会(8月2~7日、大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の出場を決めた。 ※ ※ ※ 宿敵を粉砕した。支部内の最大のライバルに勝利し、京葉が180チームの頂点に立った。 初回、先頭の西川が初球を中前安打。岡村の右前安打で三塁へ進み深野の犠飛で生還した。100メートル11秒91で陸上の県大会で優勝した俊足の西川は「(初球を)狙ってました」。春季支部大会準決勝で敗れた相手に電光石火で先取点を奪った。 同点の4回2死一、三塁から遠山が左翼線に勝ち越し2点二塁打。途中出場の亀井主将も2点タイムリーを放ち突き放す。遠山は「自分で決めるつもりで集中していた」。亀井は「みんなが気合が入っていた」。外角球を逆方向へ。何度も苦杯を喫した福井を攻略した。試合前に室内練習場で打ち込み。打撃投手で500球以上を投げてくれた関口勝己監督(59)への感謝の思いをバットに込めた。 エース古川が右肩痛で登板出来ない中、全員でカバー。決勝は西川が先発し、4回から深野が右肘痛から3か月ぶりの登板で132キロをマーク。「負けられない相手だったので『投げます』と言いました」と志願のマウンドだった。 優勝で夏の選手権大会の出場が決定。海老根優大(SUBARU)を擁した19年に続く推薦出場。その時は春夏連覇を成し遂げた。指揮官は「その時と比べてもチーム力は変わらないよ」と言う。夢よ再び―。京葉が夏まで一気に突っ走る。 【京葉・登録メンバー】※は主将 ▽3年生 ※亀井明輝、中野遼、石崎啓大、岡村凜太郎、木村瑛太、網中陽向、池田賢伸、日野雄惺、吾妻海吏、深野匠馬、次田塁、江尻真澄、井上翔真、光永惺音、向後琉生、泉原南琉、古川颯太郎 ▽2年生 西川翔真、遠山勇芯
報知新聞社