輝く紅葉 晴れ姿鮮やか/青森県内好天 七五三日和
高気圧に覆われた青森県内は9日、各地で青空が広がる穏やかな一日となった。15日の七五三を前に、神社などではお参りする家族連れの姿が見られた。 青森市は午前中から日差しが暖かく感じられる小春日和。サクラやモミジの紅葉が見ごろの善知鳥神社では、子どもたちの健やかな成長を願う親子らが参拝に訪れた。色鮮やかな晴れ着やはかま姿の子どもたちは、かしこまった様子で社殿での祈禱(きとう)に参加。青空の下、千歳飴(ちとせあめ)を手に笑顔で記念撮影に納まった。 家族4人で来ていた飯田敬子さん(8)、剛至ちゃん(4)きょうだいははかま姿にご機嫌な様子。母貴子さんは「きょうは暖かくて七五三日和。病気やけががないよう元気に育ってほしい」と子どもの成長を願った。 青森地方気象台によると、9日の各地の最高気温は、八戸と三戸15.5度、青森と弘前14.6度など平年並み。10日も高気圧に覆われ晴れる見込み。