温泉街の水路彩る「ブーゲンビリア」500m…熊本県八代市・日奈久地区
歴史ある温泉街として知られる熊本県八代市の日奈久地区で、水路沿い約500メートルに植えられたブーゲンビリアが赤や紫に色づき、住民や観光客らの目を楽しませている。 【写真】ブーゲンビリアの鮮やかなトンネル…佐賀県嬉野市の観光施設
かつては草が生い茂り、ごみの投棄も目立っていたため、近くに住む吉田隆義さん(78)が、景観を良くして地域活性化につなげたいと、約20年前にブーゲンビリアを植え、手入れを続けてきた。現在は約300本が高さ約4メートルに育ち、初夏と秋の年2回色づく。
初夏は6月末まで楽しめる。16日の父の日には、近くの温泉施設「日奈久温泉センターばんぺい湯」で、この花を湯に浮かべる「ブーゲンビリア風呂」が楽しめる。吉田さんは「日奈久に足を運んでもらえたらうれしい」と話している。